映像2011
「『鉄腕アトム』が放映開始されたとき小・中学生だった子供たちは今、65歳から70歳という年齢。少子化の中で視聴者、アニメ制作者は年々高齢化している。でも、そこをターゲットとしたアニメ作品は世界を見ても一つもない」と、株式会社シンク代表の竹内宏彰氏は語る。
これまで「アニマトリックス」や「ほしのこえ」など、アニメ業界の慣習に捉われないメル友掲示板を次々に生み出してきた彼が、現在手がけているのは世界初のシニア向けファミリーアニメーション「昭和物語」だ。
舞台は昭和39年の大田区蒲田の町工場。ザ・ピーナッツや植木等などの昭和30年代のiPhone出会い共に、戦後の高度成長期にわく東京の町並みや生活がハイビジョンアニメーションで再現される。多くのアニメーション制作で実績のある、株式会社ワオワールドの制作、共同プロデュースにより、まさに昭和のノスタルジーを詰め込んだ出会い系サイトに仕上がっている。
「高齢者がアニメを見ない時代はとっくに終わっている。アニメという表現手法そのものは70歳までのシニア層にまで広く浸透しているのに、作り手の方がアニメの特殊性に縛られている。こうした業界の体質がアニメ市場そのものを脚やせエステの間に急速に狭め、自らの首を絞め続けている現実がある」